「悪徳会社」の見極め方 / おすすめの事前質問6選

突然の水道トラブル。慌ててしまいがちな状況だからこそ、そこに付け込む悪い業者が存在します。

悪い業者を呼んでしまっても対処方法はありますが、時間と労力を無駄にしてしまうため、できれば最初から良心的な会社に来て欲しい所。そこで今回は最初の電話の段階で良心的かつ技術力の高い業者を選定できる究極の質問を6選で紹介していきます。ホームページに記載されている会社も多いので、記載がない項目があれば迷わず聞いてみましょう。

その壱:通話を録音しても大丈夫ですか?   その弐:見積もりだけで断っても無料ですか?

いきなり聞きにくい質問ですが、悪徳会社への効果は抜群です。電話でも対面にしても、言った言わないのトラブルは非常に多いです。電話で状況を説明してもコールセンターでは分からないと言われ、見積り無料と聞いていたのに「このパターンは有料」や勝手に作業を始めて「治すなら○○円、治さなくても○○の作業はしたんで○○円」など突然請求されるケースがあります。録音(証拠)を録ってる旨を伝えた上で、本当に見積もりまでは無料なのかの言質を取っておくことで、不要なトラブルをけん制することができます。

水のトラブルについては、状況により作業をしなければ正確なお見積りを作成できない状況という事もあります。一般的な会社であれば必ず事前説明があり、金額の説明がなく請求金額が発生することは100%ありません。

その参:見積書は無料で提供いただけますか?

一般的な会社は各作業に作業費が決められています。多少のお値引き等があっても、「老若男女」同じ作業は同じ金額が基本です。メーカーの値上げや会社自体で価格表の改正などが行われる場合はありますが、見積りの内容が大幅に変わることは稀です。悪い業者の中には、情報弱者、年配者、断れなさそうなど、弱い人間からはできるだけ高額に請求しようと考える人間がいます。見積書を書面でもらうことで各作業内容にどれだけの費用がかかっているのかが明確になります。中には「蛇口交換一式」や「○○工事一式」など見積書なのに明細が明瞭に記載されていない場合などがありますが、このような見積書の場合は必要な工程を省かれていたり、材料が安物や正規品を使用していない場合が多く注意が必要です。

その肆:保険会社に加入されていますか?

一般的な水道会社は万が一の事故に備えて損害保険に必ず加入しています。事故を起こさないのは当たり前ですが、万が一に備えていない会社ほど事故を起こして逃げ出します。階下漏水などは数千万~億を超える被害が出るケースもあるため、保険加入の確認も重要です。

その伍:国家資格を持っている方が来てもらえますか?

水道局指定店は公正な「価格設定」「的確な対応」「高品質な作業」の提供を管理する国家資格者の選任が必要になるため、一般的に安心とされていますが、訪問するスタッフ全員が国家資格者である訳でも、厳格にスタッフを管理できている証明でもないため、未経験入社で1週間しか経っていないド素人が1人で来たなんて事例もあります。正しい方法で高品質な作業に対する価格設定な訳ですから、来るスタッフがしっかりと国家資格者であるかの確認をしておくと安心です。

その六:保証やアフターサービスはありますか?

各商品やサービスには保証期間があります。良心的な会社は、使用者に過失がある場合を除いて修理・交換・各作業、治した事柄に対して保証がありアフターサービスがあります。お金を払う時だけ調子よく、後から問題が起きても対応しない、対応してもお金がまたかかる等のトラブルに巻き込まれない為にも、事前に確認できると安心です。

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